「新しい障害者支援スタイル!その人の良さをみつけ育てていく仕事」

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画楽は2004年2月に設立しました。

今までを振り返って、これまでの道のりや、スタッフの仕事について考えてみました。
設立の経緯は・・・ 長くなりそうなので、端的に言うと…
あるきっかけで障害のある人たちと関わるようになり、障害のある人たちの余暇支援の場が少ないという現状を知りました。
また、彼らが描く作品に強く引かれ、作品がもつエネルギーのようなものに「ひとり一人のしあわせ」「社会のしあわせ」の答えがあるのでは?と考えるようになりました。

その思いを胸に抱きつつ、いつでも誰でも彼らの制作や作品に出会える機会を増やす事を考えて、まずは休日のみのアートセンターを開設しました。

その頃のセンターには、小さい頃から変わらず絵を描いている人や、通い始めて絵を描く事の楽しさを覚えた人などが来所して、誰の目も気にすることなく様々に表現し、のびのびと活動していました。そんな姿に「やっぱり彼らは何かもっている」と感じました。

彼らに関わる日々は楽しく、一日一回は何かしら大笑いしていました。

2年・・3年と経つに連れ、彼らは身体ごといろんな思いをぶつけてきます。
それも直球で・・思いを受け止めるのにはそれなりの精神力が必要です。

ごまかしは通じず、例えば常に答えが見つかるまで探し続ける執念?に、こちらの心が折れそうになることもあります。しかし、きちんと向き合うことで彼らとの距離は縮まり、不安や疑いが薄れ、信頼へとつながっていく感覚をおぼえます。
信頼関係を築くまでそれほど時間がかからない人、すごーく時間がかかる人といろいろですが、彼らはその時間を待っていてくれます。
また、彼らなりにこちらの空気を感じ取り、そっけない態度をとってみたり、無理難題をいっては私たちを困らせ、試します。試されていると知らない私たちは、その心の裏腹さに翻弄されてばかりです。(これについては「しんどい」と思う人や「たまらんっ!」と楽しめる人、いろいろです。) 

それぞれの障害特性に応じた対応や知識というのは必要です。

しかし、社会にはいろんな人がいます。
考え方も生き方も、好きな事も嫌いな事も違い、それぞれの対応も異なります。異なるからこそ、彼ら自身が考え、時間はかかるかもしれませんが、様々な事を学び、社会性の確立につながっているように思います。
彼らも私たちも、つまづいたり、混乱したりすることがあるという事は、それだけ目の前の人に真摯に向き合おうとしているからではないかと思います。

そんなふうにして現在まで活動は続き、2015年4月からはアートを「しごと」につなげる活動を始めました。

支えになる余暇活動としての「アートセンター画楽」と、彼らのいいところや得意とする事を「しごと」に繋げる「おしごと画楽」の2本柱です。
彼らが生きるためにこれまで培ってきた「素の自分(心)」と、センターの活動を通して見えてきた彼らの「可能性」を引き出す、そのお手伝いをしていきたいと考えています。

もう少しわかりやすくお伝えすると・・・
「アートセンター画楽」は、余暇を通して彼らのいい面を見つけて磨く「タレント育成スクール」で「おしごと画楽」は、得意な事を仕事に繋げる「タレント事務所」というような感じです。所属タレントには「給与」が支払われます。

障害についての知識や経験は仕事を通して培われていきますが、さらに私たちスタッフはマネージャーとして、ひとり一人のことをよく理解した上で、その人に合ったモノやコトをマネージメントする必要があるのです。

画楽の活動に共感していただく事が一番ですが、彼らのタレント性を見つけるための「見る目(見立て)」、タレントのいいところを紹介できる「コミュニケーション力」、タレントに合う仕事をつくるための「発想力、創造性」が必要です。3つとも揃っているなんてことは難しいですが、どれか一つ当てはまっている!とすれば、苦手な事を互いに補いながら、マネージャーも成長していくことができる。

タレントもマネージャーもひとり一人がなくてはならない存在で、ここで働きながら成長を続け、それぞれの可能性を探求することが画楽のミッションであると考えています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
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