〜画材と技術との出会い〜10月アートルーム:「名画を描く」
外の空気もひんやりとしてきて、画楽にも秋らしさが増してきました。
今回のアートルームのテーマは「名画を描く」、スタッフがチョイスした
・ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『ひまわり』
・レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』
・東洲斎写楽の『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』
これら3点から好きなものを選んでもらい描きます。さて、どんな名画が誕生するの?
写楽の浮世絵の解説をする上田先生。あれ?なんだかいつもの先生と違うよね。
写楽が先生?先生が写楽?
「キャー!!!恐いっ!」
その場にいたメンバー達は、それはそれは凄い光景を目の当たりに!
それでは、アートルーム、スタートです!
彼は『モナ・リザ』をチョイス。
あれあれ?アートキャンプでビートルズをデュエットしたミア先生と作戦会議?
皆ものすごい集中力で描きはじめるので、さっきまでにぎやかだった部屋に沈黙が生まれます。
彼女はなにを描いているのかな?
彼女は『モナ・リザ』に挑戦中でした。
思い思いの線を引き、新しい『モナ・リザ』が生まれます。
それぞれのペース、それぞれの画材で描いていきます。
「できました!」元気な声で完成を教えてくれました。写楽の粋な感じが伝わってきます。
彼の『ひまわり』は、構図や花の数まで忠実に描いています。
『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』を描き終えた彼は他の浮世絵に挑戦中。
選ぶのにも直感とセンスが求められます。
カランダッシュを使って仕上げ中の『ひまわり』。
本日、彼は上田先生から「できる男」の称号を手に入れました。
そうそう、『モナ・リザ』は手の組み方が大事なんです。
描いては消し、描いては消し、納得のいく線がひけるまで格闘します。
どの色を使おうかな?
おっ!コースターに描いていますね。仕上がった作品には彼オリジナルのスタンプを。
歌舞伎役者の浮世絵を指差し「彼らは江戸時代のタレントなんだよ」と説明中の先生と、
それを聞いて目を光らす有名人(の名前)好きのメンバーの図。
でも、ふたりとも役者っぽくない?
こんなにたくさんの『浮世絵コースター』ができました。
でもネクタイをしている人もいるよ?そういえば途中でTVガイドを見ていたような…。
彼女にかかると『ひまわり』もこのとおり!
絵から想いが伝わってきそうな『モナ・リザ』。
彼女も時間いっぱいまで集中して描き上げていました。
最後は恒例の発表会。
それぞれのメンバーが今日描いた作品をコメントともに紹介します。
「できました!」の彼は写楽です。
こちらの彼も写楽。
『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』を体現している図、似て…、いますよね!
それにしても男性陣には『写楽』が大人気、やっぱり何か熱くなるものがあるのですかね。
彼女はゴッホの『ひまわり』です。とても鮮やかで素敵ですね。
スタッフから「どっちは上やったっけ?」の声が。こちらが上です。
こちらの彼女も『ひまわり』、ひとくちに『ひまわり』といっても
いろいろな見方があって楽しいですね。
時間いっぱい使って仕上げた渾身の『モナ・リザ』。
どことなく似てませんか?彼とモナ・リザ。
『モナ・リザ』3部作、彼女のモナ・リザもとても個性的でした。
モナ・リザは世界一の名画、描くにも集中力とたくさんの時間を必要としました。
本日は、名画を描くという初めての試みでしたが、メンバー達はとても楽しそうに名画と向き合い、思い思いの形で作品を作り上げていました。それにしても、それぞれの名画の作者さん達、どうもありがとうございました。
天国でメンバーの作品を見て「微笑んで」いることでしょう(柴)