はじめに
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はじめに

〜画材と技術との出会い〜
10月アートルーム「版画をたのしむ・ひとをつくる」


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

今回のアートルームは前回の「ぬるぬるクレヨン」に引き続き、織田信生さんです。
先生がお手本を見せながら画楽メンバーに今日の題目「版画」についての説明をします。

なんだか、難しげな顔をしたメンバーもいますが。。。
とにかくやってみよう!まずはやってみるが早いってね?



はじめにローラーを使ってインクを塗る練習から始めます。


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

練習なのでまずは水彩用の絵の具を使います。
パレット用に作られたボードの上に好きな絵の具を何色か落としていきましょう。


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

そうしたら絵の具をローラーでコロコロと伸ばしていきます。
山下さんローラーの感触に思わずにんまり。


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

絵の具が十分に伸ばせたら画用紙全体を塗っていきます。
少なすぎたり、伸ばしすぎて乾いたりすると、かすれてうまく塗れなかったり…
意外と難しいぞ!


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

えりさんいい具合に仕上がってきました!!


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

「あれ?おかしいなぁ?なんだか絵の具がはじくなぁ??」
ミワさん塗る用紙を間違えてます!それパレットですよ!!


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

織田先生も大忙し!あっちこっちへ 引っ張りだこです!

すでに後ろにはあけみさんが先生待ちでスタンバイ中。
「せんせ~!こっちきてあけみの見て~!!」


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

貴裕くんは一色ずつきれいにストライプ調で塗っていきます。


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

ミワさん今度は画用紙に絵の具を出してしまいました!
思わず本人も「やってしもうた!!」そんな顔をしています(笑)。


で、これどうするんでしょう?


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あー!そのまま塗っちゃった!!
「こうなったら後には引けないわ!!」そんな勢いでローラーを転がします。

ですが、以外と良い色模様が出ておりますな。。。


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

「私もそれやろー!」
ケイコさんが早速ミワさんのまねっこをはじめました!!

チャレンジ精神の旺盛さが画楽のいいところでもあります。

そして、いろいろとありましたが、これが練習の成果です!


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

ジャーン!!といってもローラーを使って色を塗る練習なんですけどね。
それでも、メンバーの作品を並べて眺めると彩り鮮やかでとてもきれいです!


色塗りの練習も終わった所で本日のメイン版画の作業に取りかかります。


まずは版画の絵や柄になるミゾを彫っていく作業です。
使う素材はスチレンボード。柔らかみのある素材なので先が少しとがったもので引っかくだけでも簡単にミゾを作ることができるのです。

10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

織田先生なにやら箱を取出し中身をガサゴソと物色。
果たして何が飛び出てくるのやら・・・!

ケイコさんも気になる様子です。


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ジャジャン!!なにやら楽しげな道具が出てきました!
ドライバーに割り箸、スプレーのキャップ・・・コレらを使っていけばどんな模様ができるかな??

やってみよー!!


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ギュッと押し付けます。少し力がいりますね。


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あえて太い先の方を使って小さな丸をどんどん押していきます。


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こちらは、つまようじの束でパネルをひっかき虹のような模様を作ります。

ある程度ボードに模様をつけれたら、さらにその上から質感のある素材を貼って"ひと"の顔を作っていきます。


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素材は 葉っぱに、紙くず、ダンボールの切れ端 などを使います。
まずは簡単にレイアウトをして、なっとくのいく顔がの形が出来たら・・・


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スプレーのりでインクを塗ったときにも剥がれないようにしっかり貼っていきます。
トモヤ君も織田先生にしっかりと貼ってもらっています。


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山下さんは貼り終えた模様。何だか宇宙人みたいな顔をしたシンメトリーなレイアウトです。
どんな仕上がりになるのか楽しみですね!


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あけみさんは・・・??どれが目で鼻で口なのでしょうか?相変らずトリッキーな作品。
ですが、こういうのもアリ!面白かったらなんでもオッケー♪


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顔をつくることができたら、もう1枚作っていきましょう。
今度はボードに先のとがったものを使いイラストを彫っていきます。


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タクヤくんはテレビ雑誌を見ながらフレンドパークの絵を彫っています。


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風景画ですね。これどこの景色をイメージして描いているのでしょう?


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ハルカさんはボードいっぱいに食べ物を描きこんでいきます。




ボードに絵を描き終えたらいよいよ最後の工程です。
インクをボードに塗って版画用の和紙に転写していきます!


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ローラーが斜めにならないようにまっすぐ塗っていくのがコツです。


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ケイコさん集中してローラーを転がしていきます!


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塗り終わったら和紙を急いでボードの上に乗せスリスリこすってインクを紙に押し付けます。
「ちゃんと出来てるかなー?」ケイコさんも仕上がりが楽しみです!


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ジャジャーン!!ばっちり転写できてます!
ちゃんと傷を付けた部分や、貼付けた素材がしっかりと模様になって浮き上がっています。

さらにここから別のインクで2版3版と色を足していくと・・・


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

このように色が少し混ざりあい若干の版ズレが絵の奥行きをもたらしてくれます。


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さらにさらに、この上から


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穴を空けた状態のボードを同じように


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ぺったんこっ!と、重ね合わせると・・・


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このように部分的に色を乗せることも可能なのです!!


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」
10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

あけみさんは出来上がった作品をみんなに自慢しまくりです。
納得のいく作品が出来たら、流し目だってしちゃいます。


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

そして、本日も沢山の作品が出そろいました。
みんなとても素晴らしい作品でどれもお家に自慢して持って帰れますね!


最後にメンバーひとりずつ織田先生にお礼と感想を発表していきます。


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

山下さんはその風貌と同じく哀愁を感じさせる深みのある色合いの作品でした。
本人も納得な出来とのこと!


10月アートルーム:「版画をたのしむ・ひとをつくる」

えりさん、今日はたくさんの版画を堪能しました。
最後に感想を聞かれ「楽しかったっ!」と、とても満足なご様子。


メンバーみんな満足なようなのでよかったよかった。

それではまた、次回のアートルームをおたのしみください!


11月アートルームは11月14日(日)
前回好評だった「クロッキー」の2回目を行います!!
果たして次はどんな作品が飛び出すのやら・・・?


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