〜画材と技術との出会い2011〜
3月アートルーム「香づくり・香りの手紙」
今月のアートルームは土佐和紙を使っていつも感謝している人への手紙と、
その手紙に添える「文香」を作っていきます。
文香とは?
「ふみこう」と読み、手紙に添えて使うもので文章と共に香りを伝えるためのお香の一種です。
まずは香り選びからはじめます。たくさんの香りのお香を準備しました。
この中から自分の好きな香りを選んでいきましょう。
「いやーん」と声をあげながら、ゆりさんお香の香りをそ〜っと匂います。
いい香りですか?笑
それぞれが好きな香りを選びおわったら、香りごとに袋詰めしていきます。
それでは、次の行程にいきましょう!
和紙に水彩絵の具で模様を描いていきます。
これは後で乾いてから丸く切り抜いてお香を包んでいきます。
とよくん早速模様を描きだしました。
描くものはメンバーで様々。松本くんはイラストを。
カラフルな水玉模様です。
「渡る世間はおにばかり」
たくさん描けてきましたね!!
まさよさんも水玉模様。こちらの水玉も綺麗です。
かつきさんは絵の具を水で延ばして綺麗な模様ができました。
ある程度描けてきたら和紙を乾かして待ちます。
その間にメンバーは文香を入れて送る手紙を書いていきます。
お父さんとお母さんへの感謝の手紙です。ちなみに書いてる内容は同じ。笑
あけみさんはイラストを送ります。
みわさんはイラストに一言を添えて。。。
送る手紙もメンバーそれぞれ個性が出ています。
かつきさん!「I LOVE YOU」「I NEED YOU」と大きく書かれた手紙が2枚!
明らかにラブレターであることは間違いありません。一体誰に送るのでしょうか??
しかし、これ以上はかつきさんのプライベートなことなのでそっとしておきましょう。笑
手紙を書き終えたら、いよいよ文香づくりも最終行程です。
先ほどのお香を砕いて小さな和紙の上にそっとのせましょう。
くしゃみなんかは絶対してはいけませんね。笑
こんな風に、和紙を半分にたたみもっと小さくなるまでたたんでお香を包んだ袋を作っていきます。
先ほど模様を描いた和紙を水で濡らして切り抜いていきます。
水の分量が難しいです。
水が多ければ綺麗な丸に切り取れないし、少なければ固くて紙が破れないのです。
段々とできてきましたか?
丸く切り取れたら、先ほどのお香を包んだ袋を、これで二枚重ねに はさんでのり付けしていきます。
こうして文香ができるわけです。
包み終えたら完成!好きな香りを選んで封筒の中に入れていきましょう。
後は、封をして完成です。
あけみさん、最後の のり付けに苦戦中!がんばれ!!
みんな完成してきた様子ですね。とよくんも満面の笑みです。
そしてアートルームも終わり、みんな帰っていきました。
しっかりと手紙をみんな渡してくださいね!
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