〜画材と技術との出会い2015〜
3月アートルーム 「おいしいでアートする」
画楽のテーブルの上には、かつおぶしやら、
タマゴ、キャベツ、ネギ…なにやら食べ物がずらり。
今回のアートルームは「おいしいでアートする」
ペンを おはしに変えて、紙をフライパンに変えて「おいしくてしあわせなお好み焼き」をつくります。
ひとり一枚渡された紙には、作りたいお好み焼きのデザインを描きます。
クレヨンやコアラはまた今度にして、お好み焼きを描いてくださいね。
えいかね?あきのりくん。
(ついつい紙を前にすると自分の描きたい物を描きたくなるメンバーたちなのでした)
今回使う材料をこの中から選んで、「おいしい」を想像しながら下書きします。
(想像中)
ひらめいたえりさんは何やら丸を四分割。
それぞれ、違う具材をのせるデザインのようです。 (こういうピザ、見たことがありますね)
みづきさんは、生地の段階、トッピングの段階…とレシピ本のように描いていました。
あけみさんは線画を描いて具材をぬりぬり。
よしかわくんは細かく具材ごとに描いていました。
最初はなかなかペンが動かなかった人もいましたが、考えだしたらみんな集中。
あきのりくんはお手本を参考にしながらオーソドックスなお好み焼き。
いとうくんは、キムチを見ながら。
結構辛そうなキムチたっぷりお好み焼き。真ん中は焼きそば、黄緑色の部分はイカとエビ。
あけみさんはとてもカラフル!
と、思いきや情熱的なお好み焼きに。
天かすも入れたら美味しいよ、なんて話しながら。
お好み焼きデザイン画、完成!
お次は具材を下準備しますよ~~。
キャベツとネギは細かく切ります。
ちょっと大きい?ま、ええか!
お料理男子たち、たくさん活躍してくれました。
具材の下準備が終わったら、それぞれ好きな具材でお好み焼きを作ります。
焼くのはクジで順番に。
あらかじめ用意してた生地に、卵を落としてもらって
まんべんなく混ぜます。
ダマが残るとおいしくないから、ちゃんとつぶしておいてくださいね~。
生地が出来たら好みの具材を選んで、
さっくりと混ぜます。
あけみさんはねぎたっぷり。
タネができたら焼いていきます。
よしかわくんは焼きそば入り。
えりさんは何やらベーコンに細工。
型紙までつくって「桜の花びら」だそう。
(結局イメージ通りにならなかったようで、ナシになりましたが…)
デザイン画はこんな感じ。
じゅうじゅうといい感じに香ばしい匂いが立ちこめてきました。
緊張の瞬間、返し!
最後の仕上げにソースやマヨネーズをかけて、
完成! こちらはみづきさんのお好み焼き。ちょっと薄めで「チヂミ」みたい。これはこれで美味しそうです。
えりさんは4つに分けなかったものの、仕上げでイメージに近づけました。
いとうくんの焼きそばとキムチのお好み焼き。
スタッフに「あきらめるな!いとうくん!」と言われながら、ひっくり返し成功。
あきのりくんはかつおぶしたっぷりのせて完成。
もとよしくんはベーコンやもやし、キャベツたっぷり。
なかなか、具材が多い人はひっくり返すのが大変そう。
それでも、ばっちり美味しそうに出来ました!
(あけみさん、ちょっとマヨネーズ多くありませんか?)
出来上がったお好み焼きはアツアツのうちに、お昼ご飯としてみんなでいただきました。
おいしいくできました?
えりさんは目玉焼きなんかも添えて。
なかなかデザイン画通りとはいきませんでしたが、みんな満足してくれたみたいです。
最後は片付けまでみんなでやって、
今回のアートルームは終了!
料理つくることは見た目、食感・味の組合せ、香りなど五感をフル稼働して
「おいしいを想像して、創造する行為」です。
食べて「おいしい」とその人は「しあわせ」になります。
食べることはしあわせに直結する一番身近な行動で、
料理をつくることはしあわせをつくること、といえるかもしれません。
2015年4月から画楽の運営形態が変わり、アートルームは今回でひとまず最終回となりますが、これからもたくさんの気持ちが生まれる場として、活動を継続していきます。
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