〜出前ワークショップ〜
ヴィレッジ2015 「尾﨑憧汰郎ねんどワークショップ」
今回は「ヴィレッジ2015」というイベントに画楽として出店!
アートグッズの販売やワークショップ、ライブペイントを行ないました。
今回はワークショップ「尾﨑憧汰郎ねんどワークショップ」の様子を中心に出店の様子をレポートします!
ヴィレッジはアートやクラフト、食べ物から音楽までさまざまな人びとが集うイベント。
この日はあいにくのお天気でぬかるむ地面の中でしたが、たくさんのお客さんで賑わっていました。
会場は鏡川みどりの広場と山内神社です。
新緑が綺麗でいい季節。会場内はゆったりとした時間が流れていました。
そんな中で画楽もテントを張って出店!
もちろんワークショップもここで行ないました。
今回の先生は尾﨑憧汰郎(おさきしょうたろう)くん。ねんどフィギュアづくりの達人です。
しょうたろう先生の公開制作を見ながら、一緒にねんどフィギュアをつくります。
こんな感じに作れる…かも!
まずは好きな色の粘土を選んでもらいます。
今回使うのは「オーブン粘土」 樹脂製で、加熱すると固まる性質を持っています。
この粘土は少しかたいので、形を作る前に、こねこねと練ってやわらかくします。
粘土に触るだけでも、ちょっとワクワク。
やわらかくなった?
粘土がやわらかくなった後は思い思いの形をつくっていきます。
丸めてみたり、こんなふうに切ってみたり。
たまにしょうたろう先生も覗いてみると、コツがわかります。
こんなふうに細かい仕事をするときは、竹串をつかいます!
そうそう、いい感じ!最初はきゃあきゃあ言っていた子たちも、真剣そのもの。
粘土に向かうまなざしも先生そっくりに…
ワークショップの傍らでは他の画楽メンバーも活躍していました!
みづきさん「羊毛フェルト」 ワークショップの先生の練習としてデモンストレーション。
使うのはカラフルに染められた羊毛です。
細長く裂いた羊毛をくるくるとまとめて、
「ニードル」という道具でチクチクと刺し、羊毛を固めてかたちを作ります。
丸い玉をつくるだけでカラフルでかわいらしいです。
組み合わせるだけでもストラップやアクセサリーに♪
お店の前を通る人も興味津々。実際に遊んでいってくれた人も居ました。
次回からワークショップができるかも!?
えりさんはこの日、売り子として活躍!
…してもらうはずでしたが、なんとなく気分が乗らなかったようで、公開制作をしました。
(翌日は売り子として活躍してくれたようです。おつかれさん!)
元吉くんも公開制作。
いつも机の上で制作をする元吉くん。
イーゼルで!と頼んでみましたが、やっぱりちょっと描きにくかったみたい。
下書きをしてから、クレヨンでゴリゴリ描きます。
出来上がりはこんな感じ。慣れないところで、おつかれさま!
当初の売り子(えりさん)が居ないちょっと寂しいアートグッズ販売スペース…
と思いきや画楽メンバーのせいじさんがピンチヒッターで駆けつけてくれていました。
お客さんが買ったグッズ、合計いくらになるかね?と尋ねると
ササッと携帯電話を取り出して電卓機能できっちり計算!
おつりもちゃんと渡して、お買い上げありがとうございました~!
仕事のできる男、せいじさん。
しょうたろう先生のフォローだってします。(机に固定してた道具がとれてしまった)
やはり仕事のできる男、せいじさん。
川沿いの会場、しじみをとって遊ぶ子なんかも居ました。元気!
メンバーの活躍の様子もそこそこに、ねんどワークショップにもどります。
ワークショップを通して参加する子供たちをみていると、道具の使い方やかたちの作り方もさまざま。 色をマーブルに混ぜ込んだりするひと、
こんな感じで細長くしたものを、ちねってのばしたり。
平たくして、ナイフでカットしてみたり。
丸めて串刺し(!)にしてみたり。
先生の作品やつくる姿を観察しながら、いろいろ考えてつくっていました。
中にはこんな小さなお客さんも。 (手先じゃなくって、しょうたろう先生の顔をじーっと見てました。何を考えていたんだろ~)
いつもは恐竜やウルトラ怪獣などカッコいいものをつくるしょうたろう先生。 ちなみにこのときは本日2作目。かわいらしい「宝石」を作っていました。これはとってもレアなケース。
台に立たず、道具と一緒に横たわるフィギュアはフシギなかんじ。
こちらは本日1作目のドラゴンです。
オーブンで焼く前の粘土はやわらかいので、形が安定しません。
かならず針金を使ってポージングを固定してから、オーブンに入れます。
(焼き上がったら針金ははずします)
ということで、参加者のみなさんも最後の仕上げ!
固定をしたらオーブンで焼いて、完成です!
ポージング固定用で用意した針金ですが、こんな強者も居ました。
針金そのものを使って作品をつくる!
作品を宙に浮かせるために使う! なんとも、子供の発想はおもしろいです。
先生の作品も本日3作目。
テーブルの上には何やら赤い身体に黒いツメの人型の物体…
何を作ってるのか覗き込むと、
ぎゃっ!ちょっとコワイ。
何を作ったの?と尋ねると「赤い悪魔」という答えが返ってきました。
そいつはコワイわけだ!「宝石」からの振り幅がすごいです。
こちらは参加した皆さんの作品の一部。
先生みたいに恐竜をつくったり。
マーブルソードをつくってみたり。
護衛艦だったり。
こちらはなんだかかわいらしい世界観。 こまかく模様をつけたりして、こだわりがあります。
一見ぎゅっとかためただけに見えるけれど、つくった子は「できた!」と言っていたので、完成なのです。 (これがケースに入ると結構カッコイイ)
出来上がった作品は、手前のケースにいれてお持ち帰り。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました!
こちらはしょうたろう先生の「宝石」の完成系。
こちらも先生の「赤い悪魔」
(今日はようはたらいた…)
せいじさんはメンバーがみんな帰る中、閉店の時間まで居てくれました。おつかれさま!
今では作品として完成する尾﨑くんのフィギュアづくりですが、もともとは「ねんど遊びをすること」がメインだったようです。
手から感覚を得ながら、立体の空間を把握しながらかたちを作る工程そのものが、ねんど遊びのいいところ。作品をつくろう!なんて肩肘張らなくていいんです。
ゲームをするのもいいけれど、たまにはこうやってじっくり手を動かしてみるのもいいかもしれません。
今回のようなかたちで、出前ワークショップや公開制作もうけたまわります!
興味のある方は問合せしてみてくださいね。
☆夏休みワークショップ先行予告☆
2015年 7月26日(日)/8月23日(日)
アートセンター画楽にて「尾﨑憧汰郎ねんどワークショップ」開催します。
詳細は後日ホームページとFacebookで発表します。お楽しみに!
⇒イベント情報はこちら