キャンプは2日目の朝を迎えました。
早起きして、しもなの郷の川を挟んだ向かい側の遊歩道をお散歩。
川横を見ると、こんな感じで岩にコケが沢山生えていました。
近くで見ると、いろいろな種類があって、ワクワクしますね。
午前中はこのしもなのコケをちょっと使いながら、想像力をはたらかせます。
「吉川Room:moss盆栽」
2日目、最初のプログラムは吉川先生の「moss盆栽」
「moss=コケ」
コケ類に属する植物は日本に生息するものだけで2000種、世界で見ると2万種も存在するそうです。
(南極にも生息しているとのこと)今回はコケを使った盆栽をつくります!
みんなの前には、一人ずつコケのかたまりが置いてあります。
これは「スナゴケ」 乾きに強く、鉢植えにも向いているそうです。
まずは、コケについているゴミを園芸用のピンセットで取っていきます。
かき分けながら、きれいにね。
次に、用意してあるガラスの容器に「富士砂」を入れます。
富士山の火山灰を加工してつくられた用土で、排水性と通気性に優れているそうです。
その砂を、霧吹きで湿らせながら、山型に持っていきます。
富士砂の富士山になるように。
次に、容器の大きさに合わせて、コケをまとめます。はみ出る部分はカットしてOK。
こんな感じでできたら、
容器に入れて、整えます。
ピンセットなどをつかって、押さえながら、コケの丘をつくります。
ここから、思い思いのmoss盆栽を作っていきます。
こんな感じで、フィギュアを選んでいれてみたり。
ガラスの富士山を埋めてご満悦のえりさん。
しょうたろうくんはブラキオサウルスを丁寧に置きました。
次に、メインのコケとは違う種類のコケを植えていきます。
この赤いコケは厳密にはコケ類ではなく「地衣類」といって、藻類と共生する「菌類」だそう。
コケも奥が深いですねえ~。
こんな感じで、アクセント的に植えるのがポイント。
ん?何をじーっと見ているの?
そこには、カタツムリが!!
吉良先生がどこからか拾ってきたカタツムリを、ももこさんのコケ盆栽にON。
となりに居たはなちゃんが、「カタツムリはコケ食べるで~」と教えてくれました。
…え?大丈夫?
天ぷらにしたら美味いで、とささやく吉良先生。
そんなこんなで、みんなの作品が完成!
たけしくんのはお花が咲いているような感じにもみえます。
たかひろくんは赤い花と出会ったトナカイ。
プテラノドン(かな?)の躍動感がある、せいじさんの作品。
こちらはみづきさんの作品。バリ島をイメージしてつくったそうです。
それぞれの世界観がある、手のひらサイズの小さな森のようです。
吉川先生のプログラムはこれにて終了。
霧吹きで水を補給させながら、お日様に沢山あてて、元気に育ててくださいね!
「ひとやすみ」
次のお芝居ワークショップが始まるまで時間があったので、しばし一休み。
飴をかけて、たたいてかぶってジャンケンポン大会。
ルールがわからず、負けても洗面器をかぶらず、構えてしまうともやくん。
おだ先生は黙々と大道具の準備をしている中…
バスケットボールしてみたり。
クーラーのきいた図書室にもどってダラダラしてみたり。
とよ「快適やで~~。もう出れんわ~~。」
今年はミニビリヤード台がありました。上田先生がお手本を見せてくれました。
ほうほう…
そうそう、棒で玉を突っつきあう…あれ?
「お芝居ワークショップ」[1]配役をきめる
さあさあ、みんな集合して、次のプログラムを始めますよ~~。
次はお芝居ワークショップ。
「もしも○○なお風呂屋さんがあったなら」というテーマのもと、
おだ先生が監督、上田先生が舞台美術を努めて、みんなでお芝居をします!
さて、お風呂屋さんに来たお客さんはどういう行動をするか?
舞台にある小道具の説明をしながら、お客さんの行動を考えてみます。
モデルはしょうたろうくん。のれんをくぐって、番台でお金を払ったり、
脱衣所で服を脱ぐ、お風呂に入る前に体をあらったり、 お風呂からあがって牛乳を飲んだり、ドライヤーで髪を乾かしたり… いろいろな動きがありますね。
今回の舞台はスーパー銭湯なので(?)ショータイムがあるそうです。
お芝居に参加する人と、お芝居の前のショータイムに参加する人、それぞれ担当を決めます。
(兼務もOK)
ショータイムに参加する人は、ステージで芸を披露します。
たかひろくん、どっちがえいかね?
それぞれ希望をきいて、
こんな感じ。
こんな感じ。
お昼休憩を挟んで、舞台美術づくりと練習をします!
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